「投資って興味はあるけど、リスクが怖いし、難しそう・・・」 「投資するほどお金はないし、お金持ちの世界の人の話でしょ?」
投資に対し、このようなイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。
投資には多くの資金が必要なイメージですが、最近の投資は少ない資金から始めることもできます。
実際に多くの人が興味を持ち、資産形成の手段として投資を始めているそうです。
不動産ファンドは、投資者から集めたお金で不動産を取得し、そこから得られた利益を投資者に分配する仕組みで成り立ちます。小額で始められる投資法として最近注目を集めています。
不動産ファンドを取り扱う「都市綜研インベストファンド株式会社」は、利回りの良い会社であると話題の会社です。
自分の財産を預けるだけあって、本当に安全な会社なのかどうか気になりますよね。今回は、都市綜研インベストファンド株式会社について徹底的に調べてみました。
都市綜研インベストファンド株式会社とは?上場についても!
都市綜研インベストファンド株式会社は、不動産投資商品の管理運営に特化した専門会社です。
過去の不動産証券化事業の運用実績を活かし、不動産を保有して賃料収入を受け取るというシンプルな事業を行っています。
不動産ファンド「みんなで大家さん」の管理・運営を中心に、初めての方もわかりやすく安心して資産運用できるよう、主に以下のサポートを行っています。
①保有物件の管理・運営 不動産の管理・運営を行います。
② 商品の組成 時代のニーズに合う不動産を仕入れ、ファンド商品として組成します。
③出資者への分配 出資者へ利益を分配する業務を行います。
④運用レポートの提出 ファンドの運用状況がわかるレポートを作成します。
⑤新規物件の仕入れ・調査 魅力的な新規物件を調査し、仕入れます。
⑥保有物件の売却 保有物件の売却を行い、売却利益を出資者へ分配します。
⑦報告書提出 主務大臣または都道府県知事へ、必要な報告書提出業務を行います。
現在運用する物件は30種類以上あります。対象不動産は、北は北海道、南は奄美大島までさまざまな場所に点在し、どれも優良物件ばかりです。
なお、今回調査したところ、都市綜研インベストファンド株式会社は上場していないようです。
都市綜研インベストファンド株式会社の事業「みんなで大家さん」
都市綜研インベストファンド株式会社が取り扱う「みんなで大家さん」は、出資金から購入した不動産から得られる利益を分配する、不動産ファンド商品のひとつです。
これまでの不動産投資は、不動産を取得するのにまとまった資金が必要で、ハードルが高いものでした。
不動産取得後は、賃貸人の募集や建物の修繕等自分で管理する必要があり、面倒に感じることがネックになっていました。
一方で売却時には購入価格以上は望めず、現金化も相当な期間を要することもデメリットとなっていました。
そのような悩みを一挙に解決できるのが、みんなで大家さんです。
1口100万円の出資から参加することができ、会社側が2ヶ月に1回、対象不動産から得られる利益を出資割合に応じて分配してくれます。また、管理業務も会社が行ってくれるため、手間や金銭的負担はありません。参加者が出資持分を現金化したい場合には、会社へ権利を譲渡することも可能で、売買市場の影響を受けることなく現金化がしやすい仕組みになっています。
対象不動産に対して会社側と参加者がそれぞれ出資を行っています。参加者からの出資を「優先出資」、会社側からの出資を「劣後出資」としており、参加者が優先して出資金の返還を受けることができ、一般的な不動産投資と比較しても安全性を高める設計となっています。
みんなで大家さんは「危ない」って本当?
みんなで大家さんは、少ない額から始められて管理も不要、今まで元本割れを経験したことがなく安定した利益を得ている人も多いと評判です。
しかしながら、「こんなはずではなかった・・・」を防ぐため、しっかり考慮する必要があります。 不動産出資を1口から受け付けている案件もあれば、2口、3口からというものもあり、案件次第では予算オーバーで投資できないこともあります。また、募集口数には限度があり、希望する口数を購入できないこともありえます。
そして、ファンドの解約・返金を受ける場合、返金には土日祝日を除いた60営業日を要するため、3ヶ月程度かかります。
さらに、返金の際、「みんなの大家さん」に権利を譲渡することになるため、手数料3%がかかります。安易な出資を避け、後から困ることにならないよう注意が必要と言えます。
投資全般に言えることですが、どの商品にもメリット・デメリットは必ず存在します。きちんとメリット・デメリットを理解して、後悔することのないよう慎重に始めることが必要です。
代表である柳瀬健一氏の「共生経済」への想い
都市綜研インベストファンド株式会社の柳瀬健一会長(兼社長)は、「共生」を経営理念に抱えています。
共生とは活動において互いに緊密な関係を保ちながら生活することで、共生関係を築くためには、「オーナーシップ」という概念が不可欠です。
自分がオーナーであるという意識を持つことで他者に頼ることなく、自主性や積極性、責任感を持つことができます。
ひとりひとりが社会のオーナーとしての自覚を持てば、現在の日本が抱えている諸問題を自分事として捉え、解決する道が広がります。
地球のオーナーとしての「グローバルオーナーシップ」を発揮すれば、地球規模の諸問題を解決する糸口も見えてくると柳瀬会長は考えます。
都市綜研インベストファンド株式会社は、全社員が社会のオーナーとしての自覚と責任を持ち、社会に対して何ができるのかを日々考え、行動しています。
共生の考えに基づいた企業活動は、自社の商品やサービスを通じていかに社会に貢献し、お客さんをどれほど満足させることができるかに焦点を当てています。
株主との関係も、株主と社員が互いのために存在し、支え合い、調和の取れた開放的な関係を理想としています。
柳瀬健一氏の経歴と考え方などを紹介
都市綜研インベストファンド株式会社の創業者は柳瀬健一氏です。柳瀬健一氏は、昭和41年生まれの55歳です。都市綜研インベストファンド株式会社の代表取締役である一方で、5男3女の父親としての顔を持っています。
柳瀬健一氏は、1993年から財産コンサルティング、定期借地権コンサルティングなど、コンサルティング業を始めました。
1997年、都市綜合インベストバンクグループ(共生バンクグループの前身)を設立しました。不動産開発をはじめ、マクドナルド店舗を証券化する等の事業に携わりました。
現在は「みんなで大家さん」をビジネスの中心に据え、事業を展開しています。
グループ企業は10社を超え、ホテルリゾート、出版会社、保育事業会社等、多岐にわたります。
「共生」の理念の下、お客さんの満足に貢献すべく活動を行っています。
まとめ
将来に向けてお金を備えるため、資産形成を行う人は多くいらっしゃるかと思います。
近年、資産形成の手段のひとつとして、投資をする方が増えてきているようです。
きちんとメリット・デメリットを理解して、後悔することのないよう慎重に始めたいものです。
都市綜研インベストファンド株式会社は、単に資産運用を行うのみならず、「共生」の精神の下、社会貢献とお客さんの満足を目指す会社です。
「みんなで大家さん」で取り扱う不動産の中には、成田空港の隣接地に設立予定の、複合型商業施設もあるようです。どのような商業施設になるのか、これから楽しみですね!
そんな大注目間違いなしの商業施設設立に携わるべく、ぜひみんなで大家さんに参加してみてはいかがでしょうか。
会社概要
社名 都市綜研インベストファンド株式会社
所在地 〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル12階(旧名称:ザイマックス梅田新道ビル)
設立 1999年8月
資本金 29億2330万9139円
代表 柳瀬健一