はじめに
「農業」は私たちの、人類が生きていくために、欠かせない「食料」を安定的かつ安全に供給する重要な役割を担っています。しかし日本の食糧自給率は先進国の中でも低水準となっています。今回紹介するみんなの農家さんは、そんな日本の農業を変えたいと先進農法である「AGREVO(アグレボ)農法」を推進しています。みんなの農家さんが目指す「農業」とは何なのでしょうか?みんなの農家さんについて気になる情報を色々と調査してきました。
みんなで農家さんの代表は柳瀬健一氏
一般社団法人みんなの農家さんの代表理事は柳瀬健一氏(兵庫県神戸市出身)です。柳瀬健一氏は実業家として様々な事業に関わっていて、一般社団法人みんなの農家さんの代表理事のほかに、都市総研インベストファンド株式会社、みんなで大家さん販売株式会社の代表取締役を務めています。ホテル営業やシニアリビング運営、上場企業2社の再生事業を行ってきたという経歴があり、実業家としての実績を多く残している方です。
柳瀬健一氏の著書
柳瀬健一氏は、2010年12月に「みんなで大家さんになろう!~共生的不動産購入のススメ~」をダイヤモンド・ビジネス企画より出版しています。この著書は柳瀬健一氏が共生型不動産購入でみんなで家賃収入で年利6%を目指そうと、不況の中でも不動産投資を今がチャンスと考えている方向けに執筆しました。不動産投資は流動性リスクがつきものです。不動産投資のプロである柳瀬健一氏が、リスクが低く、少額からできる投資について解説した書籍です。
【著書内容】
第一章 みんなで農家さんって何?
第二章 本当に安心?どんな人が投資している?みんなが知りたいこととは?
第三章 みんなで大家さんを生み出した都市総研グループ
第四章 みんなで大家さんで共に残したくなる未来をつくりたい
みんなで大家さんとは?
代表理事である柳瀬健一氏が、代表取締役を務める「みんなで大家さん販売株式会社」は、不動産運用事業を行っている会社です。事業運営の営業者は「都市総研インベストファンド株式会社」です。都市総研インベストファンド株式会社も柳瀬健一氏が代表取締役を努めている会社です。みんなで大家さんは不動産シェアリングという新しい形の不動産金融商品を派生させ、長期的で安定した利回りを実現しています。「みんなで大家販売株式会社」は、不動産業界をリードしている会社といえます。
みんなで農家さんは採用募集中? 福利厚生を調べてみました!
一般社団法人みんなの農家さんの採用情報、福利厚生について調査しました。
みんなの農家さんの福利厚生・手当
【各種制度】
【休日・休暇】
- 年間休日(120日以上)
- 完全週休2日制
- 祝日休み
- 年末年始休暇(12月29日~1月3日)
- 夏季休暇、慶弔休暇、有給休暇、産前産後休暇、育児休暇
【各種手当】
- 家族手当(配偶者/月10,000円
- 子1人/月3,000円 ※3人目からは月5,000円)
- 資格手当(宅地建物取引士/月35,000円)
- 結婚お祝い金(300,000円)
- 成長祝い金(小学校/100,000円・中学校/200,000円・高校/300,000円・大学400,000円)
採用の募集は停止中
一般社団法人みんなの農家さんでは、現在職員採用の募集は停止しています。(2022年3月時点) 募集の再開時期も不明です。採用の募集に関して気になる方は直接お問い合わせください。
みんなで農家さんの事業内容は?
一般社団法人みんなの農家さんは「AGREVO(アグレボ)農法」を用いて、日本国内でも栽培ができようになったバナナなどの熱帯果樹の普及を目指しているアグリバイオベンチャーです。みんなの農家さんは、「AGREVO(アグレボ)農法という技術で、革新的に農業を変え食品革命を起こそうとしています。
AGREVO(アグレボ)農法
みんなの農家さんが行っている先進国を用いた施肥手法で行う高機能作物の栽培は、ミネラル、ビタミン。酵素などの栄養素を豊富に含まれ、生きた微生物がいる最高品質の土壌作りからはじまります。今後この先進的な農法で高機能作物を安定的供給し、取り扱い作物を増やしいく予定です。
農業を変えたい
みんなの農家さんは農業を変えたいと強い信念をもっています。植物の栽培には適した気候があり、農業の効率化が確立されても、この気候を克服する技術は限界があるといわれきましたが、みんなの農家さんはその常識を破り、熱帯地域でしか育たない熱帯植物の育成、栽培を日本国内で効率的かつ安全に可能となれば、日本の農業は大きく変わると考えてます。
みんなの農家さんのラインナップ
一般社団法人みんなの農家さんは、新農法であるAGREVO(アグレボ)農法で、日本での熱帯果樹の高機能作物を安定的供給できるよう取り組んでいます。今回ここで紹介した以外の作物の拡充を行っていく予定です。
無農薬バナナ、無農薬コーヒー
【無農薬バナナ】
無農薬バナナ栽培条件
品種:無農薬バナナ(グロスミッチェル種)
ロット:200株~ ※必要品種:10a程度~
植付時期:年中
収穫サイクル:5回/3年
【無農薬コーヒー】
無農薬コーヒー栽培条件
品種:無農薬コーヒー(ティピカ種)
ロット:200株~ ※必要面積:10a程度~
植付時期:年中
収穫サイクル:2回/年以上
無農薬鉢植えシリーズ
【無農薬鉢植えバナナ】
【無農薬鉢植えパパイヤ】
【無農薬鉢植えグァバ】
【無農薬鉢植えライチ】
※予約が想定数量に達したら生産販売を開始します。予約の際は予約金は不要です。
みんなで農家さんが目指す農業の形
みんなの農家さんは「AGREVO(アグレボ)農法」の技術で「農業の復興」を目指しています。さらに高機能作物を安定的供給できることは「国民の健康増進」にも大いに役立つと考えています。戦前の日本は高い水準の食糧自給率を保っていましたが、ここ数十年で先進国の中でも低い水準となり、日本の農業は衰退に一途を辿ってきています。
農林水産省が同省のウエブサイト内「知ってる?日本の食料事情 」でまとめた資料によると、日本の食料自給率は、自給率の高い米の消費が減少し、飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増えてきたことから、長期的に低下傾向で推移しています。そういった状態にある日本の農業を変えたい、とみんなで農家さんは取り組んでいます。
農業による経済効果
みんなの農家さんは、先進農法で日本の農業を復興させると「食糧自給率の改善」「地方雇用の創出」「耕作放棄地の有効活用」「貿易赤字の解消」などの経済効果に期待できるといい、経済効果以外にも「遺伝子組み換え」「ポストハーベスト」といった輸入作物で問題となっている健康へのリスクの改善にも繋がるとも考えています。 そして、AGREVO(アグレボ)農法で日本の農業生産性を数倍、数十倍に引き上げ、儲かる農業を実現させたいといいます。
農業立国として優れた日本
日本は本来、農業に適した地です。農業には水が欠かせません。世界では水不足に悩まされる国もありますが、幸い日本にはその懸念がなく、世界的にも優良な農産地になれる可能性があります。日本でも温暖化による既存作物の収穫量減少という問題もありますが、それを熱帯植物へと転作すれば世界へとマーケットが広がります。
熱帯果樹は糖度が高いため、害虫が多くついてしまいます。海外の生産地では大量の殺虫剤と抗生物質を必要となりますが、本州ではミバエなどの熱帯果樹の天敵害虫が生息できないため、無農薬栽培が可能となるようです。そのため、みんなの農家さんは日本での熱帯果樹の栽培、普及を目指しているといいます。
まとめ
「一般社団法人みんなの農家さん」について紹介しました。「AGREVO(アグレボ)農法」で農業を変えたいを大きな信念をもっているみんなで農家さん。代表理事である柳瀬健一氏は実業家としての数多くの実績がある方ですので、みんなで農家さんの今後の事業展開に期待ができますね。
団体概要
会社名:一般社団法人みんなで農家さん
代表:柳瀬健一
所在地:東京都千代田区麹町5丁目3番地第7秋山ビルディング5階